日本FP協会が発行する会報誌『FPジャーナル』にて、弊社代表の取材記事が掲載されました。
インタビュイーコメント
この度、業界紙であるFPジャーナルにてフィンテックアプリについてコメントさせていただきました。保険商品を取り扱っていない私がインシュアテック(保険分野のフィンテック)を担当させていただいたことは大変名誉なことだと感じています。
誌面の関係上、一部のコメントのみ掲載されておりますが、紹介されているアプリについては私の方で使用感を確認し、分析を行いました。
両者を利用してみて気になることは、どうしても開発会社のビジネスモデル上、保険の加入や見直しありきの内容になってしまう点が否めないことです。顧客本位のFPがツールを利用する場合は、中立性を保つためお客様へのご説明が必要な点があると思います。
最後に、誌面には掲載されませんでしたが、今後のインシュアテックについて取材にて下記のように回答しました。
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私がインシュアテックに期待を寄せているのは下記の点です。
- 消費者が自身の加入している保険の内容を理解し、定期的に見直しする機会を得ること
- 売り手本位の商品勧誘が排除され、消費者が自ら選んで保険に加入できるようになること
また、今後は弊社のような金融商品の販売を行わない、顧客本位で相談を受けたいFPが利用しやすいツールが増えることを望みます。
開発会社でも課題となっているようですが、顧客本位を妨げるネックは技術面ではなくマネタイズの問題が大きく占めます(これはインシュアテックだけでなくFPも同じですね)。そう考えると、テクノロジーの追求のみならず、ビジネスモデルの追求も並行して行う必要があるのではないでしょうか。
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ファイナンシャルプランナー 町田 萌