3月1日、京橋区民館にて東商リレーションシップが開催されました。

当日は、大学1、2年生の21名にお越しいただきました。
初めに会社説明や業界案内を行い、「FPとはどのような仕事であるのか」「FP業界の現状」「FPサテライトの事業内容や企業理念」を簡潔にお話しさせていただきました。
その後、役員フリートークや質疑応答、座談会を通して、学生の方から質問をいただき、「FP資格」や「就職活動においての不安」、「キャリア形成の仕方」等についてお答えしました。

就職活動の現状

私は昨年度に就職活動を行い、コロナウイルスの影響を大きく受けた世代でもありました。
学生の方々からのお話を聞く限り、就職活動の仕方は1年前とさほど変化はなく、ほとんどがリモートでの形のままでした。

ただ、私たちの世代とは違うなと感じたのが、
コロナ禍においての先が読めない漠然とした不安はなく、あくまで企業に採用され、無事に就職活動を終えられるかという事だけを不安に思っていように見えました。

コロナ禍で会社説明会や面接の多くがオンラインで行われており、
遠方の企業を受ける事ができ、また自宅で面接等を行えるため時間を有効活用できます。

学生の方々はそれらのメリットを多く見つけ出し、うまく利用しているとお話をしていて感じました。
このような向かい風の中で、何事も前向きに捉えチャレンジしていく姿勢に私も感化されました。

アンケート結果

インターンシップ後のアンケートでは、「FPについての理解が深まった」「将来のキャリア形成について深く考えたい」との回答を多くいただきました。

  • FPについて興味が湧いた、理解できた(12名)
  • キャリア形成に深く考える機会になった(6名)
  • FP資格を取得しようと思った(5名)

多くの学生の方々にFPを理解していただけてとても嬉しく思います。

インターンシップ中には、メモを取っている方も多くみられ、アンケートにも「この言葉が印象的であった」と具体的に書いてくださる方もいました。

そのような、意識が高く、何事にも純粋な気持ちで取り組む姿を見て、私自身も非常に刺激を受けました。

また、2部に役員フリートークという内容でキャリア形成について話す機会がありました。
そのため、アンケートには就職活動とキャリアについての感想も多くありました。

中には、「就職活動が人生の全てではないという言葉を受け、不安が少し解消された」という感想がありました。
学生の皆様のために何か手助けを出来たのであれば、開催者側としてこれ以上嬉しい事はありません。

最後に

就職活動を不安に思っている方がたくさんいました。

私も就職活動を行っていて、不安に思うことが多々ありました。
ただ、FP等の資格を保持していたことで、ネガティブになる事を最小限に留められていたと思います。

学生の皆様には、好きな事、楽しい事を追求し続け、どんどんチャレンジをしていただきたいです。
その中で得た経験や知識が自信になり、自分をPRできる武器にもなります。
このような事を、インターンシップを通して感じ取っていただければ、とても嬉しく思えます。

この度は東商リレーションシップにご参加いただき誠にありがとうございました。

皆様のご活躍を祈りするとともに、また皆様と出会えることを楽しみにしています。

坪谷 亮