女性活躍推進企業を表彰するウーマンエンパワーアワード表彰&交流会に参加しました。
昨年に引き続き、2度目の参加となります。
2017年度ウーマンエンパワー賛同企業 アワード表彰&交流会に参加しました
ウーマンエンパワーは、女性も当たり前に働きがいをもって活躍している社会に賛同する企業の同盟です。
最終的には、女性活躍が当たり前になり、この活動を終了させることが目的です。
FPサテライトは、2017年8月よりウーマンエンパワー賛同企業として女性活躍推進の取り組みに参画しています。
今回のアワード表彰&交流会では、特別賞2社、従業員数500名未満部門・500名以上部門のグランプリ各1社の計4社の表彰とともに、各社の取り組みが紹介されました。
中小企業の取り組み紹介も多く、弊社も今後取り入れていきたい取り組みが多くありました。
受賞企業の取り組み
受賞企業が発表されていた取り組みのうち、私がとても感銘を受け、自社でも取り入れたいと思った特別賞受賞企業の取り組みをご紹介します。
業務の細分化
日々の業務を「日常のタスク」と「キャリアアップのタスク」に分けて進める制度が紹介されていました。
例えば、採用担当の場合、従来は「アルバイト採用業務」というルーティンワークのみ。
これだと属人性が強く、
- 家庭の事情で休みづらい
- キャリアアップが考えられない
という課題があり、子育て世代のスタッフが働きやすいとは言えませんでした。
そこで、冒頭のように日々の業務を2つに分け、
「日常のタスク」であるアルバイト採用業務の他、「キャリアアップのタスク」として中途採用に挑戦。
そのための自己啓発にも時間を作るようにし、「日常のタスク」と「キャリアアップのタスク」の時間を半々にするようにしたそうです。
さらに翌年は、アルバイト採用業務を他のスタッフに引き継ぎ、中途採用業務が「日常のタスク」となり、新たな「キャリアアップのタスク」として人事企画に挑戦するようになったとのこと。
その結果、自分で時間をコントロールしやすくなり、キャリア開発によって働きやすさが増したといいます。
キャリア開発をサポート
「キャリアアップのタスク」を自分で作っていくには、自分自身がどのようなキャリアを目指したいかを考える必要があります。
自分ひとりで考えることはなかなか難しく、会社が一緒にキャリアを考える時間を作っているそうです。
産休・育休で休職中のスタッフの自宅に赴いてサポートする制度もあり、休職中のスタッフへ社内の近況報告をすることによって、安心して復職できるようになっているとのことでした。
アワードに参加して
弊社も在宅スタッフの自宅に赴いて社内の近況をお話したり、業務の状況を共有したりという取り組みはすでに行っております。
柔軟に働ける環境を整えてきている段階ではありますが、キャリアパスや制度をきちんと体系化し、スタッフに伝えていく必要があると感じました。
制度策定のプロセスも含め、弊社もモデルケースの一つとなれるような企業を目指していきます。